- 対象製品
- 封筒型クッションシュラフ(快適温度6℃)VL-RSB-R
寝袋は使用を重ねると汚れが蓄積していきます。お手入れを怠るとカビや異臭が発生し、衛生的でなくなります。
- 汗や湿気の吸収
- 皮脂の付着
- 雨、結露による水濡れ
などのカビ発生の主な要因をなくすことで、寝袋を清潔に保ち寿命を伸ばすことができます。VASTLANDの寝袋をいつでも快適に使用するために、日頃のお手入れを心がけましょう。
使用後のお手入れについて
寝袋を使用したあとは、キャンプ場または帰宅後できるだけ早めにお手入れをおこないましょう。使用後に都度お手入れすることで、次回使用時も快適に使用できます。
①汚れを落とす
VASTLANDの寝袋に土や泥などの汚れが付着した場合は、毛先の柔らかいブラシを使用し汚れを落とします。
ブラシでは取れない汚れは、水を染み込ませて固く絞った布やスポンジなどで拭き取ってください。
②完全に乾かす
風通しの良い日陰で完全に乾燥させてから保管してください。
汗や結露などの湿気を含んだまま収納してしまうと臭いやカビの原因になります。
洗濯方法について
汚れや臭いが気になったり、中綿のかさが減り、保温力の低下を感じたら洗濯をおこないましょう。一般的に、30~50泊ほどキャンプで使用したら洗濯の目安と言われていますが、寝袋の状態によっては使用回数が少ない場合でも洗濯することをおすすめします。
また、シーズンオフなどで長期間使用しない場合にも洗濯をおこない、しっかりと汚れを落としてから保管しましょう。
手洗いで洗濯する場合
1.ぬるま湯に浸す
バスタブや桶などに30℃以下のぬるま湯を張り、中性洗剤を少量入れて溶かします。ゆっくりと空気を抜きながら寝袋全体を浸します。
洗濯中に生地を傷めてしまうおそれがあるため、寝袋のファスナー・面ファスナーを閉じた状態で洗ってください。
2.押し洗い
足や手でやさしく押し洗いして汚れを押し出します。生地や中綿を傷めるため、もみ洗いやこすり洗いはしないでください。
3.すすぎ
押し洗いが終わったら溜まった水を排水し、綺麗な水を張り直します。
優しく押し洗いしながら、洗剤が残らないよう濁りが取れるまですすぎを繰り返します。
4.脱水
寝袋を端から丸めるようにして水をゆっくりと押し出します。ある程度まで水を押し出したらバスタオルなどで水気を取ります。
生地や中綿を傷めるため、絞ったりねじったりして脱水しないでください。
洗濯機で洗濯する場合
大型の洗濯機で洗濯をおこないます。ご家庭の洗濯機が小型の場合は、コインランドリーを利用しましょう。
ファスナー・面ファスナーを閉めた状態で、大きめの洗濯ネットに入れます。水または30℃以下のぬるま湯に中性洗剤を入れて洗ってください。
洗濯後の乾燥方法
中綿を完全に乾燥させるため、風通しの良い日陰で一週間ほど時間を掛けて乾燥させます。
ファスナーを開けて寝袋を広げた状態で、表・裏を交互に切り替えしてしっかりと乾かします。完全に乾燥させたら、寝袋全体を優しく叩きながら中綿をほぐしてください。
VASTLANDの寝袋を乾燥させるときは、タンブラー乾燥やドライクリーニングは使用しないでください。中綿の偏りや生地の変色、部品破損の可能性があります。
お手入れ後の保管方法
オフシーズンなどで寝袋を長期間保管する場合の保管方法を紹介します。
収納袋から出して保管する
VASTLANDの寝袋に付属している収納袋は、携帯性を考慮して小さめに設計されています。そのため収納袋に収納した状態で長期間保管しておくと、中綿のふくらむ力が弱くなり保温力が低下します。
布団用の収納袋や大きめの洗濯ネットなどに入れ替え、圧縮されていない状態で保管することをおすすめします。
風通しの良い場所に保管する
直射日光が当たらず、湿度が低く風通しの良い場所に保管してください。湿気によって中綿にカビが発生して傷んでしまうため、通気性の良い大きな袋に入れましょう。
保管場所の湿度が高い場合は、大きなゴミ袋などに乾燥剤を入れ、一緒に保管すると良いでしょう。
定期的に空気を入れ替える
長期保管中、定期的に寝袋を袋から取り出して空気を入れ替えることで保温力を持続することができます。臭いやカビの発生の予防にも効果的です。
快適に寝袋を使用するために
使用前にもお手入れしよう
キャンプの前日に寝袋を広げて干しておくことで、長期保管中に圧縮された中綿のふわふわ感が復活し、快適にご利用いただけます。
汚れ予防対策をしよう
寝袋の中にインナーシュラフを入れたり、シュラフカバーで寝袋を覆うことで、寝袋と肌・汚れが直接触れなくなるため汚れにくくなります。同時に保温力も高められるためおすすめです。
まとめ
正しいお手入れと保管方法により、購入時の清潔な状態を長く保つことができます。
VASTLANDの寝袋で快適に眠るためにも、定期的にメンテナンスをおこないましょう。